“Tango Palace” (1983) Paul Bley
Paul Bley (piano)
イタリアのSoul Noteから。
ま、並行してSteepleChaseで純ジャズも演奏しているぐらいなので、これまた並行して制作しているECM作品の方が特別で、こちらの方が通常なのかもしれません。
全曲オリジナル曲。
冒頭のタイトル曲“Tango Palace”からPaul Bley節が炸裂。
タイトル通りにタンゴな情熱感混じりの素晴らしいバラード。
その他、お約束のフリージャズも交えつつも、“But Beautiful(の変奏曲?)”、”Return Love”, ”Please”などなど、いかにもPaul Bleyな素敵なバラードが何曲も。
最後の“Explain”は、美しい展開から、いろんな楽曲のメロディの断片が散りばめられながら、美しく前向きな展開が今にも出そうで出なくて、不可解、不条理なエンディング・・・
いかにもPaul Bley。
これも名作。
※別の作品から。
posted by H.A.