“En Grupo” (2002) Coqui Ortiz

Coqui Ortiz (voice, guitar)
Sebastián Macchi (piano) Julio Ramírez (accordion, verdulera, bandoneón) Dicky Gómez (bass, voice) Ariel Portillo (drums, percussion, voice) Celina Federik (arpa) Abdul (cítara) Sabrina Taborda, Luis Barbiero (voice) Carlos Aguirre (piano, keyboard, voice)



 アルゼンチンのシンガーソングライター&ギタリストCoqui Ortizの現代フォルクローレ。
 “Carlos Aguirre Grupo (Crema)” (2000)、“Carlos Aguirre Grupo (Roje)” (2004)の間あたりでの制作。
 彼の作品よりもフォーキーな質感の音。
 都会的ではない素朴な感じ、さり気ない感じではあるのですが、繊細なギターにSebastián Macchiを中心としたこれまた繊細なピアノにコーララスワーク。
 多くの場面で鳴り響くアコーディオン、バンドネオンの調べがとても優雅。
 フランス的な洒脱感もしばしば。
 優しく優雅なサウンドとメロディに、これまた優し気で艶やかな声。
 弾むような躍動感が強い演奏が多いのですが、合間々のバラードがとてもロマンチックでいい感じ。
 もちろん南米サウダージな懐かし気な少し哀し気な空気感が全編に流れています。
 さり気ない空気感ながら、とてもオシャレ。
 Carlos Aguirreは終盤二曲に参加し、いかにもなコーラスワークとワイワイと盛り上がる祝祭的な賑わいを演出しつつ、幕。
 ドラマチック・・・とはまた異質な、ブラジルのサンバの空気感にも通じる自然な高揚感。
 穏やかでゆったりとしていて楽し気なアルゼンチンの日常を垣間見るような一作。
 とても平和だなあ・・・




posted by H.A.