“Suspiracoes” (2011) Patricia Lobato

Patricia Lobato (voice)
Tiago Costa (piano, keyboards) Sylvinho Mazzucca (bass) André Queiroz Limão (drums)
Renato Motha (guitar, voice, voice trumpet) Serginho Silva (Tamborim, Ganzas)

Suspiracoes
Patricia Lobato
Independent
2014-06-24


 ブラジルMinasの男女Duo、Renato Motha, Patricia Lobatoの女性ボーカリストの方、Patricia Lobatoのソロアルバム。
 おそらく2017年時点で唯一のアルバム。
 ピアノトリオ+ギターを従えたジャジーなMPB作品。
 プロデューサーはRenato Motha、楽曲は彼の作品が中心、Duoでの作品"Rosas para João" (2008)とピアノもベースも同じメンバー、基本的にはDuo作品と同じ色合い。
 が、サンバ~ボッサは一部のみで、素直な4ビートが多い感じでしょう。
 ギターは多くの楽曲で鳴っていますが、ピアノが前面に出る場面が多いこともあって、よりジャズな感じ。
 もちろん前面に出るのが全てPatricia Lobatoの楽園ボイス。
 あのRenato Motha, Patricia Lobatoの楽園サウンドをジャズに寄せて、全編であのシルクのような超美声が聞けるアルバム。
 1940年代のジャズのようなノスタルジックな雰囲気も醸し出しつつの優雅でリラックスした音。
 この人たちのいつもの色合いとはイメージが違うジャケットも、そんな古いジャズの線を狙ったのかな?
 珍しいRenato Mothaのエレキギターも何曲か。
 もし楽曲がジャズスタンダードだったらどうだったのかわかりませが、いつも通りにスタンダードのようにキャッチーでナチュラルなRenato Mothaのメロディ。
 どうアレンジしてもカッコよくなりそうな楽曲に、つつましやかながら手練れたジャズの演奏、極上の美声。
 そんな感じのとても素敵な「ジャズボーカル」アルバム。




posted by H.A.