“Avenida Atlântica” (2017) Guinga + Quarteto Carlos Gomes

Guinga (guitar, voice)
Quarteto Carlos Gomes:
Claudio Cruz, Adonhiran Reis (violin) Gabriel Marin (Viola) Alceu Reis (cello)




 ブラジルのベテランギタリスト&ボーカリストGuingaのストリングスカルテットとの共演作品。
 直近のピアノとのDuo作品“Intimidade” (2017) Guinga, Stefania Talliniのような静謐でムーディーなバラード集を期待してしまうのですが、少々面持ちは異なります。
 基本的には本作もバラード集、漂うような音ではありながら、少しハイテンションなストリングスカルテットが前面に出るイメージ。
 折り重なるストリングスの音の合間からのぞくような、漂うギターとあの激渋スキャットボイス。
 楽曲はいつもの沈痛で悲し気なメロディのオリジナル曲。
 とても優美ながら、悲し気でセンチメンタル。
 ストリングスの色合い、静かなギターと囁くような哀し気なボイスも含めて、21世紀とは思えないようなノスタルジックな雰囲気。
 まるで1940年代のストリングス入りジャズボーカル、あるいは、フランスあたりのモノクロームな映画のサントラのよう。
 さらにとても素敵なジャケットのアートワーク。
 やはりこのオヤジのアルバムはとてもオシャレ。




posted by H.A.