“Gafieira São Paulo” (2010) Gafieira São Paulo
Veronica Ferriani, Cae Rolfsen (Vocal)
Conrado Goys (Guitar) Marcio Roldan (Piano) Daniel Amorim (Contrabass) Thiago Rabello (Drums) 
Anderson Quevedo (Sax) Jaziel Gomes (Trombone) Paulinho de Viveiro (Trumpet) Paulinho Timor, Bruno Prado (Percussion)



 ブラジル、サンパウロのミュージシャンのプロジェクトによるジャジーなMPB作品。
 明るくてほのぼのとした、それでいてグルーヴィーでハイテンションな演奏。
 同じくサンパウロのDani Gurgel諸作に近い感じ、おそらく仲間の人たちなのでしょう。
 若手?のミュージシャンが集まって作った作品なのだと思いますが、演奏は超ハイレベル。
 ピアノトリオ+ギター+パーカッションの定番の編成に、ホーンのアンサンブルが加わる形。
 いわゆるジャジーなサウンド、クラブジャズ的なノリ、アレンジを含めてとても現代的でオシャレ。
 ブラジル混じりのイタリアンなクラブジャズが一時期流行っていたようなことを思い出しますが、そのクールな感じをウォームな感じにしたイメージ。
 もちろん、ブラジリアンのジャズならではのしなやかなグルーヴ。
 そんな音を背景に、これまたブラジルの定番、優し気な男女ボーカルが入れ代わり立ち代わり。
 楽曲はMoacir Santos, Chico Buarque, Caetano Veloso, João Donato, Joyce Morenoなどの大御所に加えて、若手の Giana Viscardi、参加メンバーのオリジナル曲も何曲か。
 どれもキャッチーで素敵なブラジリアンメロディ。
 何のことはなさそうな楽し気な演奏ですが、とてもグルーヴィーで完璧なアンサンブル。
 バラバラなようで完璧な統一感。
 この上質さはどこから来るのでしょうかね?
 とても明るくて温かな陽だまりのような音。


 

posted by H.A.