“Stomach Is Burning” (2006) Melanie De Biasio 
Melanie De Biasio (vocal)
Pascal Mohy (Piano) Pascal Paulus (Keyboads) Axel Gilain (Bass) Teun Verbruggen (Drums) Steve Houben (Sax, Flute)



 ベルギーのボーカリストMelanie De Biasioの静かなコンテンポラリージャズ作品。
 ピアノトリオに管楽器のオーソドックスな編成。
 零れ落ちるようなピアノ音と柔らかなグルーヴがいかにもなヨーロピアンテイスト。
 ボイスは低音な感じでほんの少しハスキー。
 漂うようなウイスパー系。
 “My man's gone now”なんてスタンダードも入り、ウッドベースとハイハットと交錯してスイングする、オーソドックスな質感の4ビートも多いのですが、あくまでコンテンポラリージャズな空気感。
 ときおり電子楽器も混ざるけども、あくまでアコースティック。
 ECMっぽくもあるし、ポップスっぽくもるけども、あくまでジャズ。
 絶妙なバランスの静かな音。
 とてもクールでダークな夜のジャズ、現代版。




posted by H.A.