“Little Secrets” (1989) Andy Narell
Andy Narell (Steel Pan, Steel Drums, Bass, Congas, Guitar, Keyboards, Piano)
Steve Erquiaga (Guitar) Keith Jones (Bass) Paul van Wageningen (Drums) Luis Conte, Karl Perazzo (Congas, Percussion)
Marc Baum (Alto, Tenor Sax) Bill Ortiz (Flugelhorn, Trumpet) Dan Reagan (Trombone) Kit Walker (Programming, Synthesizer)

Little Secrets
Andy Narell
Windham Hill Records
1989-09-25


 この季節の必需品、スチールパン奏者Andy Narellのカリビアン・フュージョン。
 このアルバムはスッキリ整ったフュージョンサウンド。
 タイトなドラムに、跳ねるベース、ギターのカッティングは、展開的な1980年代のフュージョンサウンドなのかもしれませんが、ちょっと沈んだ感じの落ち着いたムード。
 いつものギタートリオにリーダーのパンとキーボード。
 ラテンなパーカッションの控えめなサポートに、お洒落なホーン陣のアンサンブルが彩りを加える構成。
 ソウル~AOR華やかかかりし時代の音作りでしょうかね。
 デジタル臭はほとんどありませんが、オシャレなあの時代の香りはたっぷり。
 全体的な抑制された空気感も、あの時代の雰囲気なのかもしれませんが、よく思い出しません。
 “Winelight” (1980) Grover Washington Jr.、“Night-Birds” (1982) Shakatak、“Diamond Life” (1984) Sade とかが流行ったのは少々前だし、日本はバブルに絶頂期・・・
 ま、レーベルがあのWindham Hill Recordsだったりしますし、もちろん上記の諸作ほどまで売れ筋を狙っていたわけでもないでしょうし、それらとは全く雰囲気が違うのですが、さて・・・?
 とにもかくにも落ち着いたフュージョンサウンドと揺れるパンの音の組み合わせ。
 最後はパンのみの演奏での静かな音で消え入るようにエンディング、しかも長尺。
 これがとても心地よくて、いいなあ・・・
 次作は半分ぐらいがそんな感じの“Down the Road” (1992)。
 時代も少しづつ変わっていっているのでしょうが、よく思い出せないのが悲しいというか、何というか・・・




posted by H.A.