“A Thousand Nights And A Night - (Shadow Nights 2)” (1999) Kip Hanrahan
Kip Hanrahan (Producer)
DD Jackson (Piano) Don Pullen (Piano, Organ) Fernando Saunders (Bass)
Horacio "El Negro" Hernandez, J.T. Lewis, Robbie Ameen (Drums)
Anthony Carrillo (Congas) Paoli Mejias, Richie Flores (Percussion)
Alfredo Triff (Violin) Erica Larsen (Voice)

キップ・ハンラハン

 Kip Hanrahan、“A Thousand Nights And A Night: Red Nights” (1996)、 “A Thousand Nights And A Night - (Shadow Nights 1)” (1998)に続く、千夜一夜シリーズ第三弾。
 冒頭はゆったりしたビートに乗った、いつもの激しいピアノで幕を開け、複雑なビートを叩き出すドラムと物悲しいコードを奏でるピアノ、ピアノ二台よるバラード、バイオリンと語り・・・などなど、一分前後の短い演奏が、ずらり七曲?並びます。
 これはなんだろ?
 予告編?
 リミックス?
 ってな感じで始まり、八曲目“Commerce”から長め楽曲、激しいビートの演奏が始まります。
 が、安心するのは束の間、ずーっとドラムソロ、四分過ぎてやっと例の語りが始まります。
 やっと九曲目”The Tale of the Youth Behind Whom Indian and Chinese Music Was Played, And”でオルガンとベースが鳴り出し、激しいビートと物悲しいコードチェンジが絡み合う展開。
 とてもカッコいいのですが、これもそのまま続くこと、四分。
 やっとピアノのインプロビゼーションが乗ってきます。
 これはいつもの超カッコいいDon Pullen&Kip Hanrahan。
 至福の時間が数分続きます。
 が、この編曲はなんだろ?
 カラオケ?
 あるいは自分でストーリーを作れ?
 さらに十曲目、”Accurracy of Location in Shahrazade's Shadow Night”は語りから、ようやく登場する怒涛のパーカションとドラムのみの饗宴。
 これが十数分続くんじゃない?と思っていたら、ほんとにそう。
 そんな三曲の後、残りの四曲はオープニングと同様に、数秒~一分前後の短い曲?
 これはいったいなんだろう?
 凡人の私にはわからない構成。
 どこかに解説があるのかな?
 それでもカッコいいのがこの期のKip Hanrahanの音。
 どれも名作です。
 これ?
 うーん・・・?
 よろしいのではないかと。




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