“Cab Calloway Stands in for the Moon” (1988) Conjure
Kip Hanrahan (Producer)
Allen Toussaint (Piano) Don Pullen (Organ, Vocals)
Elysee Pyronneau, Johnny Watkins, Leo Nocentelli (Electric Guitar)
Steve Swallow (Bass) Fernando Saunders (Vocals, Bass)
Ignacio Berroa, Robbie Ameen (Drums)
Frisner Augustin, Manenquito Giovanni Hidalgo, Milton Cardona (Congas)
Hamiet Bluiett (Baritone Sax) Lenny Pickett, David Murray, Eddie Harris (Tenor Sax, Vocals) Olu Dara (Trumpet, Vocals, Harmonica)
Bobby Womack, Clare Bathé, Diahnne Abbott, Grayson Hugh, Robert Jason, Shaunice Harris, Tennessee Reed, Carla Blank, Ishmael Reed (Vocals)



 Kip Hanrahan、Conjureプロジェクトでの第二作。
 “Conjure: Music for the Texts of Ishmael Reed” (1983)と同様に、Ishmael Reedの詩にみんなで曲を付けて集まって演奏しようぜ、ってな企画。
 いろんな畑から人が集まってきているので、いろんな色合いの曲が並びます。
 ソウル、ファンク、ロック、ジャズ、アフロキューバン何でもあり。
 オルガンが鳴り響くソフトソウルっぽいのもあれば、一つのリフを繰り返す正統派ソウルスタイル、ブルースギターが鳴り響く曲、ロック混じりのヘビーな演奏・・その他諸々。
 さりげなく収められたわずか1分30秒の女性ボーカルのアカペラがものすごくカッコよかったりもします。
 David Murrayその他、サックス奏者もバリバリと短からず長からずのカッコいいインプロビゼーション揃い。
 後のKip Hanrahanサウンドのキーマンの一人Don Pullenの参加もここからでしょうか。
 ともあれ、本作はAllen Toussaintのフィーチャーされる場面が最も多いのでしょう。
 柔らかくのほほんとしたニューオリンズファンクの寛げる空気感。
 詩のメッセージ自体はベビーなものかもしれませんが、Kip Hanrahan名義の作品ほど妖しさ危なさがないのもチェンジオブペース。
 いい楽曲、いい演奏が揃っています。
 とても素敵なフュージョンミュージック、ソウル寄り。




 posted by H.A.