“Craig Taborn Trio” (1994) Craig Taborn
Craig Taborn (piano)
Jaribu Shahid (bass) Tani Tabbal (drums)
Jaribu Shahid (bass) Tani Tabbal (drums)
今や静謐なECMアーティストのCraig Tabornの初期作品、日本制作アルバム。
“Jurassic Classics” (1994) James Carterの次日、サポートのピアノトリオそのままのセッション。
“Avenging Angel” (2011)などの一連のECM作品とは全く別人としか思えない、現代的ぶっ飛びモダンジャズ+少々フリージャズ。
久々に引っ張り出してきましたが、20年以上経過した今の耳で聞いても凄い演奏。
確かに今のコンテンポラリージャズと比べるとビートもシンプルだし、モダンジャズの香りも濃厚、クールな感じもありません。
確かに今のコンテンポラリージャズと比べるとビートもシンプルだし、モダンジャズの香りも濃厚、クールな感じもありません。
が、その分凄い熱量。
ゴリゴリベースとビシバシドラムが繰り出す強烈な推進力。
その上を突っ走り、飛び跳ねるピアノ。
ド迫力のピアノトリオ。
ド迫力のピアノトリオ。
Herbie Hancockっぽい背景に、Monk的、Ellington的、Cecil Taylor的のエッセンスを散りばめたような感じ。
さらに何かもう一歩二歩進んだような、しかも整った音。
さらに何かもう一歩二歩進んだような、しかも整った音。
これでもかこれでもかとたたみかけてくるような激しさ、爽快感。
“WOW”大西順子が1993年のリリースですか。
なるほど、そんな時代だったようです。