“Drum Ode” (May.1974) Dave Liebman
Dave Liebman (soprano, tenor sax, alto flute)
John Abercrombie (electric guitar, guitar) Richard Beirach (electric piano) Gene Perla (bass, electric bass) Bob Moses, Jeff Williams (drums)
Patato Valdez (congas) Barry Altschul, Steve Sattan (percussion) Badal Roy, Collin Walcott (table) Ray Armando (bongos, percussion) Eleana Sternberg (vocals)

Drum Ode
David Liebman
Ecm
デイブ・リーブマン


 Dave Liebman、“Lookout Farm” (Oct.1973)に続くECM第二弾にして最終作。
 “Dark Magus”(Mar.1974) Miles Davisの直後の録音。
 前作のような重々しい感じの曲はなく、パーカッションが唸るラテンでハイテンションなコンテポラリージャズ。
 突っ走るビートに乗って、これまた突っ走る激烈なサックスと美しいエレピ。
 もちろん“Dark Magus”のようなロック~ファンクな感じではなく、あくまでラテン掛かったジャズフュージョン。 
 テナーは相変わらず激烈ですが、ソプラノサックスは洗練された響き。
 Richie Beirachもエレピを弾くと重厚な感じではなくなって、これはこれでいい感じ。
 一曲入ったColtraneナンバーも、エレピとソプラノサックス、パーカッションの絡み合いが軽快な感じ。
 本作でも一曲入るボーカルも、前作のようにスキャットだけではなく、歌詞が乗って漂うような妖しい歌。
 John Abercrombieのフィーチャーは少々のみですが、この期の彼のJohn McLaughlin風のサイケなギターがいい感じで効いています。
 中にはエレクリックMiles風だったり、“Head Hunters” (Sep.1973) Herbie Hancock風だったりする場面も・・・ 
 諸々含めて、いろんな要素てんこ盛り状態ですが、いい感じでアルバム全体の流れの中に溶け込んでいて、全体眺めて統一感もあるカッコいいラテンフュージョン~コンテンポラリージャズ。
 このアルバムも前作同様、いい感じの1970年代ECM的、ハイテンションコンテンポラリージャズだと思います。私は。
 ヨーロッパっぽさ、深刻さ、あるいは深遠な感じはあまりないのだけども・・・
 だからこれでDave LiebmanのECM制作は終わったのかなあ・・・




posted by H.A.