“Dingo” (1990) Miles Davis, Michel Legrand
Miles Davis (tumpet) Michel Legrand (keyboards)
Alan Oldfield, Kei Akagi (keyboards)
Mark Rivett (guitar) Foley (bass)
Benny Rietveld, Abraham Laboriel (bass)
Harvey Mason, Ricky Wellman, Alphonse Mouzon, John Bigham (drums, percussion)
Oscar Brashear, Ray Brown, Chuck Findley, George Graham, Nolan Andrew Smith (trumpet)
Richard Todd, David Duke, Marni Johnson, Vincent DeRosa (French horn)
George Bohannon, Thurman Green, Lew McCreary, Dick Nash, Jimmy Cleveland (trombone)
Terrance Thomas (Sax) Kenny Garrett (alto sax) Bill Green, Jackie Kelso, John Stephens, Buddy Collette, Marty Krystall, Charles Owens (woodwind)
 
Dingo
Miles Davis & Michel Legrand
Warner Bros / Wea
マイルス・デイビス


 Miles Davis、Michel Legrandとのコラボレーションによる、Miles自身も出演する映画のサウンドトラック。
 音楽のディレクターはMichel Legrand、Milesのトランペットも半数ぐらいのようですが、事実上Milesとビッグバンドの共演として楽しめる作品。
 音楽としてはまがうことのないジャズ。
 Marcus Millerとの “Music from Siesta” (Jan.-Feb.1987)はいかにもサントラ然とした作りでしたが、本作は違います。
 キッチリとまとまった「ジャズ作品」として仕上っています。
 ファンクも少々入っていますが、Milesのジャズ作品は本当に久々で、アコースティック4ビート中心の作品としては“Nefertiti” (Jun.Jul.1967)、“Miles in the Sky” (Jan.May.1968)以来なのかもしれません。
 名作曲家のMichel Legrandに、寂寥感漂うトランペット。
 おまけにゴージャスで洗練されたジャズオーケストラ。
 トランペットソロはMiles一人にしてほしかったけど、ま、映像との関係もあるので仕方ないのでしょう。
 私は悪くない作品だと思います。
 もちろんMiles Davisのリーダー作としてではなく、普通のジャズとして。


 

posted by H.A.