“Aura” (1985) Miles Davis
Miles Davis (Trumpet)
Palle Mikkelborg (trumpet, flugelhorn):
Benny Rosenfeld, Idrees Sulieman, Jens Winther, Palle Bolvig, Perry Knudsen (Trumpets, flugelhorns)
Jens Engel, Ture Larsen, Vincent Nilsson (Trombones) Ole Kurt Jensen, Axel Windfeld (Bass trombones) Axel Windfeld (Tuba)
Jesper Thilo, Per Carsten, Uffe Karskov, Bent Jædig, Flemming Madsen (Reeds, flute)
Bent Jædig, Flemming Madsen, Jesper Thilo, Per Carsten, Uffe Karskov (Saxophones and woodwinds) Niels Eje (Oboe, English horn):
Kenneth Knudsen, Ole Kock Hansen, Thomas Clausen (Keyboards)
Bjarne Roupé, John McLaughlin (Guitars)
Niels-Henning Ørsted Pedersen (Bass)
Bo Stief (bass)
Lennart Gruvstedt (Drums) Vincent Wilburn Jr. (Drums, Electronic drums) Ethan Weisgaard, Marilyn Mazur (Percussion)
Lillian Thornquist (Harp) Eva Hess-Thaysen (Vocals)
 
Aura
Miles Davis
Sbme Special Mkts.
マイルス・デイビス


 Miles Davis、デンマークでの録音のビッグバンド、その他との共演作品。
 ディレクターは”Once Upon a Time - Far Away in the South” (1985) Dino Saluzzi などのECM作品に参加しているデンマークのトランぺッターPalle Mikkelborg。
 おそらく、Milesは実質的には客演になるのだと思います。
 もし、MilesがECMから作品を出していたら・・・とかいった面持ちはありません。
 ヨーロッパ的なクラシック色が混ざった優美な・・・といったムードでもありません。
 そもそもジャズ的でもビッグバンド的でもなく、シンセサイザー?と歪んだエレキギターの音が目立つ、不思議で近未来的な、プログレッシブロックともポップスともクラシックともつかない音。
 緊張感の高いアクセントを多用したこの期のMilesのファンクをイメージして作曲、アレンジした曲もいくつか。
 Milesバンド的なファンクチューンが、大人数で豪華になって別のムードが出ているのが面白いと言えば・・・どうだろ?
 それでも何だかニュアンスが異なります。
 John McLaughlinの参加も似合っているのかどうか、よくわかりません。
 そんな中でもMiles自身は相変わらずのマイペースな吹きっぷり。
 中盤のストリングスシンセサイザーを背景にしたNiels-Henning Ørsted Pedersen?のウッドベースとの幻想的なDuo、バラードがカッコいい。
 さらに終盤に収められたピアノトリオ+αの中心とした伸び縮みする高速4ビートもいい感じ。
 が、それにはなぜかトランペットが入っていない・・・
 そんな1960年代のような古臭い音楽はやりたくない、と御大はのたまわった・・・かどうかはわかりませんが・・・
 アルバム全体では斬新で不思議感満載ですが、Milesのリーダー作とは別物としてとらえるのが適当なのでしょうね。


 
 
posted by H.A.