“Love Devotion Surrender” (Oct.1972,Mar.1973) Carlos Santana/John McLaughlin
Mahavishnu John McLaughlin (guitar, piano) Carlos Santana (guitar)
Mahalakshmi Eve McLaughlin (piano)
Larry Young (piano, organ) Jan Hammer (Hammond organ, drums, percussion)
Doug Rauch (bass) Billy Cobham, Don Alias, Mike Shrieve (drums, percussion) Mingo Lewis (percussion) Armando Peraza (congas, percussion, vocals)
 
Love Devotion Surrender
Carlos Santana & John Mclaughlin
Mobile Fidelity
サンタナ ジョン・マクラフリン


 Santana、ジャジーな作品が続く中でのJohn McLaughlinとの双頭リーダー作、John Conltraneトリビュート。
 もしJohn Coltraneが長生きしていたらこの二人との共演はあったのだろうし、エレクトリックMilesバンドにSantanaが入ったら、とか想像してしまう作品、メンバーですが、そんな音とはちょっと違うように思います。
 素直にMahavishnu Orchestraとこの期のSantanaを合わせたような音。
 John Coltraneのカバー二曲に他三曲。
 ギターはロックな感じのハードな演奏中心ですが、オルガンの響き、激しいドラム、ファンクなベースを含めてジャジーなムード。
 後に“Afro Blue” (Jun.1993) The Lonnie Smith Trio、John Abercrombieといったアルバムがあり、同様に激しいのですが、そちらよりは落ち着いたムードかもしれません。そうでもないか・・・?
 それにしても凄まじい二人のギター。
 ファットな音で泣きのフレーズ、やたらに長い音、フィードバックも多用するSantanaに対して、カミソリのように鋭く神経質、サディスティックなJohn McLaughlin。
 ジャケットの二人は穏やかに寄り添っていますが、ギターソロはお互いにこれでもかこれでもかの激しい演奏の連続。
 ルバートでのバラードなど、瞑想的な雰囲気はあるのですが、激しく饒舌なギターの音を聞いているとそんな気分にはなりません・・・よね?。
 LPレコードB面に移って激しいパーカッション、強烈な疾走感の長尺ラテンフュージョンから、最後はギターとピアノの穏やかな”Meditation”で締め。
 いやはやなんとも凄いギターアルバムです。

 


posted by H.A.