“Footprints Live!” (2001) Wayne Shorter
Wayne Shorter (Soprano, Tenor Sax)
Danilo Pérez (Piano) John Patitucci (Bass) Brian Blade (Drums)

Footprints: Live by WAYNE SHORTER (2013-03-13)
WAYNE SHORTER
Universal Japan
ウェイン・ショーター


 Wayne Shorter、“High Life” (1994-1995)以来、久々のリーダー作。
 セッションやライブなどではちょくちょく名前が出ていますので、断続的に活動はしていたのでしょう。
 現代の強力ピアノトリオを従えてのライブ録音。
 これが変わっています。
 楽曲はBlue Note時代、Miles時代からのオリジナル曲中心。
 が、どれもメロディの断片は確認できるものの、全く違う曲に変身。
 何拍子で、何がどうなっていて、何を合図にバンドが進んでいるのかわからない複雑な音の構成。
 かといってフリーではなくて、何かが少しずつズレながら音を組み立てている、といったイメージ?
 それとも全てその時の各人の動きに合わせてフリーにやっているのでしょうか?
 指揮をとっているのはいったい誰なのでしょう?
 Wayne Shorterなのかもしれないし、Danilo Pérezなのかもしれません。
 かつてのMilesバンドもフレキシブルにビートが動くイメージでしたが、それよりももっとフレキシブル。
 Milesバンドはコードは制約として残っていたように思いますが、それも自由。
 全く先が読めない、曲もわからない展開。
 かといって各人が好き勝手に演奏しているのではなく、なぜか感じる統制。
 あっちに行ったりこっちに行ったりなのに、なぜかまとまってしまう演奏。
 この頃のコンテンポラリー系でもこの種の展開はなかったのでは?
 これはきっと新しいのでしょう。
 Wayne Shorterのサックスは少々枯れ気味の部分はあるものの、まわりの音の変化に合わせて激しいブロー。
 Danilo Pérezがバンドの中核なのでしょうか?
 盟友Herbie Hancockにラテン風味をつけて少々重くしたようなイメージのピアノ。
 少なくともちょっと聞きではピアノの変化に合わせて、ベースとドラムが反応し、サックスが乗っていっている印象があります・・・
 ん?そうでもないのかな?
 んー?よくわからん。
 これまた不思議系でエキサイティング。
 まだまだクリエイティブなWayne Shorterの再起動。




posted by H.A.