“To Be Continued” (1981) Terje Rypdal / Miroslav Vitous / Jack DeJohnette
Terje Rypdal (Electric Guitar, Flute) Miroslav Vitous (Acoustic Bass, Electric Bass, Piano) Jack DeJohnette (Drums, Voice)

To Be Continued
Terje Rypdal
Ecm Import
ミロスラフ・ビトウス
テリエ・リピダル  
ジャック・ディジョネット



 凄まじい“Terje Rypdal/MiroslavVitous/Jack DeJohnette” (1978)の続編。
 同じメンバー、普通の「ギタートリオ」なのですが、そう書くと違和感のある凄まじいバンド。
 前作と同様の質感ですが、穏やかな音と過激な音が交錯するメリハリの強い展開。
 スペーシーなシンセサイザーを背景として、ベースとギターが自由に暴れ、ドラムがひたすらビートを出すスタイルは同様。
 フリーで激しい演奏ながら、なぜか静謐なムードも同様。
 が、前作のような全編が音の洪水・・・ではなくて、間がある演奏、激烈ロック~ファンク、4ビート、激烈系フリージャズ、など曲ごとに変わる表情。
 心なしかTerje Rypdalが少々抑え目で、Miroslav Vitousの激しい音が目立つようにも感じます。
 ともあれ、Jack DeJohnetteは本作でも静かにヒタヒタと叩きまくり。
 この人にしかできないと思うドラミング。
 派手で激烈な演奏がある分、かえって前作よりも過激なイメージが強いのかもしれません。
 が、曲別に見れば、カッコいいジャズ、カッコいいファンク、妙にセンチメンタルなメロディなどなど、バラエティに富んだ激烈系コンテンポラリージャズ。
 本作もとてもカッコいいのですが、to be continuedはなく、このバンドはこれが最後。
 ECMでよくある二作でバンド変更の流れですが、少々残念な気もします。
 あるいは、この種の激烈系な音楽が流行らなくなったのかもしれません・・・




posted by H.A.