“Jazz” (1978) Ry Cooder
Ry Cooder (guitar, dobro, vocals, mandolin, tiple, harp)
John Rodby, Earl Hines (piano) Barbara Starkey (pump organ) David Lindley (mandobanjo, mandolin) Tom Pedrini, Chuck Domanico, Chuck Berghofer (bass) Mark Stevens (drums) Harvey Pittel (alto sax, clarinet) Tom Collier (marimba, vibraphone) George Bohanon (baritone horn) Oscar Brashear (cornet) Stuart Brotman (cimbalom) Red Callender (tuba) David Sherr (bass clarinet) Randy Aldcroft (trombone) Pat Rizzo (alto sax) Mario Guarneri (cornet) Bill Hood (bass sax) Willie Schwartz (clarinet) Jimmy Adams, Cliff Givens, Bill Johnson, Simon Pico Payne (backing vocals)

Jazz
Ry Cooder
Imports
ライ・クーダー


 Ry Cooderのこれまたパラダイスミュージック。
 本作のテーマはジャズ。
 ジャズと言ってもモダンジャズではなく、オールドスタイル。
 1920年代?のコルネット奏者“Bix Beiderbecke”をメインテーマとした構成のようです。
 そんなノスタルジックな音。
 さらにオールドジャズだけでなく、テックス・メックスやら、ハワイやら、その他諸々の色合いも混ぜ合わせたような質感。
 本人は失敗作と思っているように聞いたことがあるけども、何でだろう?
 中途半端にノスタルジックに作りすぎたこと?
 きれいにまとめ過ぎたこと?
 もしそうだとしても、私からすれば大傑作、完璧な作品に聞こえます。
 たくさんのメンバーが参加していますが、分厚い音ではありません。
 むしろ薄めで涼しげ、あくまでスッキリとしたのどかな音。
 リズムもハイテンションな2ビート、4ビートではなくて、あくまでゆったり。
 とても優雅。
 ゆるゆるなようで、ちょっと洗練された感じ、締まった感じでしょうかね。
 中心楽器はアコースティックギター。
 ホーンのアンサンブル、ドブロ、ピアノ、ビブラフォンなどが彩を添える構成。
 ボーカル入りは数曲のみ。
 一曲一曲がコンパクトなので、次から次へと景色が変わって退屈なし。
 セピア色の心地よい時間。
 好みからすると、スラックキーギターがフィーチャーされてハワイ的なパラダイス感も強い“Chicken Skin Music” (1976)がいいような気もするし、インスト中心のこちらの方がいいような気もするし・・・
 ま、気分次第で・・・
 どちらも最高のパラダイスミュージック、だと思います。
 晩夏に似合うなあ。
 まだとても暑いけど・・・




posted by H.A.