“Astrakan Café” (2000) Anouar Brahem
Anouar Brahem (Oud)
Barbaros Erköse (Clarinet) Lassad Hosni (Bendir, Darbouka)
チュニジア出身のウード奏者Anouar Brahem、チュニジアのパーカッション、トルコのクラリネット奏者、中近東系~北アフリカ勢でのトリオ。
幻想的な音。
アラブ色はもとより時折激しさも加わるクラリネット。
低い音で淡々とビートを出すパーカッション。
どこか瞑想的、宗教的なムードも漂うイントロダクション。
ウードが入ってきていつもの寂寥感あふれるAnouar Brahemの世界。
沈んだムードを低く響くパーカッションが助長します。
うねるようなクラリネットが動き出すとビート感も上がり、どこかと遠いところに連れていかれそうな空気・・・
ウードが入ってきてクールダウン・・・
その繰り返し。
楽器の編成が近いモノであっても、やはりヨーロッパ系のメンバーとの共演作とはムードが異なります。
その違和感、エキゾチシズムの根っこが、メロディなのか、コードなのか、ビートなのか、よくはわかりません。
おそらくその全て。
そして、とても穏やかで静謐ながら、淡い悲しみが漂うような非日常的な空気感。
ヨーロッパ系と共演する音は仮の姿であり、これがアラブ、あるいは北アフリカの本来の音なのでしょうか?
それがチュニジアなのかどうかは分かりませんが、どこか知らないところへトリップさせてくれる音であるのは間違いありません。
Anouar Brahem (Oud)
Barbaros Erköse (Clarinet) Lassad Hosni (Bendir, Darbouka)
チュニジア出身のウード奏者Anouar Brahem、チュニジアのパーカッション、トルコのクラリネット奏者、中近東系~北アフリカ勢でのトリオ。
幻想的な音。
アラブ色はもとより時折激しさも加わるクラリネット。
低い音で淡々とビートを出すパーカッション。
どこか瞑想的、宗教的なムードも漂うイントロダクション。
ウードが入ってきていつもの寂寥感あふれるAnouar Brahemの世界。
沈んだムードを低く響くパーカッションが助長します。
うねるようなクラリネットが動き出すとビート感も上がり、どこかと遠いところに連れていかれそうな空気・・・
ウードが入ってきてクールダウン・・・
その繰り返し。
楽器の編成が近いモノであっても、やはりヨーロッパ系のメンバーとの共演作とはムードが異なります。
その違和感、エキゾチシズムの根っこが、メロディなのか、コードなのか、ビートなのか、よくはわかりません。
おそらくその全て。
そして、とても穏やかで静謐ながら、淡い悲しみが漂うような非日常的な空気感。
ヨーロッパ系と共演する音は仮の姿であり、これがアラブ、あるいは北アフリカの本来の音なのでしょうか?
それがチュニジアなのかどうかは分かりませんが、どこか知らないところへトリップさせてくれる音であるのは間違いありません。
posted by H.A.