"461 Ocean Boulevard" (1974) Eric Clapton
Eric Clapton (vocals, guitars)
Yvonne Elliman (vocals) Dick Sims (keyboards) George Terry (guitar, vocals) Carl Radle (bass) Jamie Oldaker (drums, percussion) Al Jackson, Jr. (drums) Albhy Galuten (synthesizer, piano, clavichord) Tom Bernfield (vocals) Marcy Levy (harmonica, vocals)

461オーシャン・ブールヴァード
エリック・クラプトン
USMジャパン
2011-11-09


 晩夏に似合う音シリーズ。
 思いついたのが突然ですが、Eric Clapton。
 好みのアルバムを三枚挙げると、"461 Ocean Boulevard" (1974)、"There's One in Every Crowd" (1974,1975)、"No Reason to Cry" (1975, 1976)。
 不思議なもので同時期、連続する三作品。
 たぶんアナログレコード時代の作品は全部聞いていると思うのだけど、CDに買い直したのはその三作品と"Layla and Other Assorted Love Songs"(1970)のみ。
 マニアではない普通のアメリカンロック好きだったらそんなものなのかな?
 Derek and the Dominosのライブアルバムとかも久々に聞きたいなあ、と思って、ン十年・・・


 "Motherless Children"のスライドギターが鳴ると今でもワクワクします。
 典型的な1970年代アメリカンロック。
 ギターソロ、やらないんだ・・・と思ったのは昔のこと。
 このくらいが一番いい頃合い。
 続く"Give Me Strength"のレイドバック(懐かしい!)した音。
 涙腺をくすぐるオルガンとドブロの響き。
 ぬるめの風が緩く吹いてくるような心地よさ。
 さらに、ボ・ディドリービートがそうは聞こえないスッキリとした"Willie and the Hand Jive"から、ソウルっぽい"Get Ready"のファンキーさ。
 Rolling Stonesがこれに似たことやってたのは何だったっけ?・・・
 ”Hot Stuff”?何か他の混ざってるなあ・・・”Fingerprint File”?・・・
 最後に一瞬だけの歪んだギターと笑い声、間髪入れずに始まるのがあの"I Shot the Sheriff"。
 ギターのカッティング、オルガン、ピアノの完璧な絡み合い。
 さりげないギター、ピアノのオブリガードのカッコいいこと。
 なんともカッコいいアナログA面。

 B面はdullなブギーのブルース、短いスライドギターソロがカッコいい"I Can't Hold Out"からスタート。
 続くバラード二曲。
 ドブロギターとコーラスが切なく響く"Please Be with Me"。
 ビートルズチック?でドラマチックな"Let It Grow"。
 ”Let It Be”には似てないよね・・・
 ん?・・・
 さておき、間奏のドブロの響きとアウトロのアルペジオの泣けること泣けること。
 これも普通にギターソロとか入れないのがカッコいいんだろうなあ。
 さらには思わず体が揺れるファンキーなアレンジの実はどブルース"Steady Rollin' Man"。
 ここでやっとそれらしいギターソロが出てきますねえ。エフェクターたっぷりですが。
 締めはシンプルなリフ、前向きにドカーンと盛り上がるアメリカンロックな"Mainline Florida"。
 大声出さないボーカルとソウルソウルしたコーラスの絡みのカッコいいこと。
 Yvonne Elliman、Marcy Levyのサザンロック最強女性コンビ。
 いやはやなんとも・・・

 何年振りかに聞きましたが、こりゃ最高ですね。
 泥臭そうなことをやっても、ほんの少しだけ洗練されてしまうのが、この頃のEric Claptonサウンドのカッコよさ、なのかな?




posted by H.A.