"Holon" (2007) Nik Bärtsch's Ronin
Nik Bärtsch(Piano)
Sha (Bass Clarinets, Alto Saxophone) Björn meyer (Bass) Kaspar Rast (Drums) Andi Pupato(Percussion)

Holon
Nik Bärtsch's Ronin
ECM
ニック・ベルチェ


 アルファベット以外の文字打ち出すのってホント大変です。
 時間掛かりました。
 スイス人ピアニスト、ニック・ベルチェ。
 読み方、合ってますかね?
 初めてライブを見に行った時は、普段CDで聞いている音の綺麗な箇所と、ライブならではの音の美しさが、手法は違えども、凄く近い!
 いったい何?
 PAさんとの意思疎通でこんなにも音楽を表現できる物なのかと、まるで手品を見ているかのように驚いた事を覚えています。
 このCDの中で一番惹き付けられたのは、2曲目”Modul 41_17”。
 テクノのアーティストUnderworldの”Beaucoup Fish”の冒頭曲”cups”を想わせる展開。
 一定の流れの後にくる、テンポが変わったとさえ感じる、力強いシンプルなシンセコード。
 ミニマルな進行から突然色々な要素を重ねる、リスナーをいい意味で裏切る構造。
 それに近いモノが“Modul 41_17”にはあります。
 少量ずつ音を足して行き、時間軸上此処だ!と言う所で一気に全体表現に移る瞬間・・・
 ぐっと来ます。
 曲の起承転結を考えた時、前後関係が大事だなといつも思います。
 この曲はその大事な部分を見事に形にしています。
 心地よく、力強い音楽を聴きたい方にお薦めな1曲です。




posted by N.A.