“Softly!” (1965) Wanda De Sah
Wanda De Sah (Vocals)
Sérgio Mendes (Piano) Rosinha De Valenca (Guitar) Sebastião Neto (Bass) Chico Batera (Drums) and Orchestra
Wanda Sá、優雅この上ないオーケストラを背景にしたボサノバ~ポップスアルバム。
“Wanda Vagamente” (1964)はブラジル制作だと思いますが、こちらはアメリカ西海岸での録音、アメリカのレーベルでの制作。
“Brasil '65” (1965) Sérgio Mendesと連続するセッションでしょう。
いかにもあの時代の西海岸のオーケストラサウンド。
とても優雅でノスタルジックなストリングスと、軽快なSérgio Mendesのジャズサンババンドを背景にした優雅な歌。
ジャズ、ポップス系の人だとベタベタで艶っぽい感じの作品が多いのでしょうが、本作はあくまで爽やか。
淡々とした歌、軽快なコンボ、少々ベタッとしたロマンチックなオーケストラの絶妙な組み合わせ。
これはまさに桃源郷。
この手の作品、他にもたくさんあり、大仰で時代を感じさせるものが少なくありませんが、本作はあくまでナチュラル。
ノスタルジックだけども、あくまで上品。
Sérgio Mendesの存在も大きいのでしょう。
歌の後ろで低く鳴るコロコロと転がるようなオブリガードのカッコいいこと。
また、ボーカルも可憐なようで、ハスキーで少し沈み気味のムード。
意図したものかどうかはさておき、それがなんとも言えない深みに繋がっているようにも思います。
とても優雅な別世界にトリップさせてくれる音。
posted by H.A.
Wanda De Sah (Vocals)
Sérgio Mendes (Piano) Rosinha De Valenca (Guitar) Sebastião Neto (Bass) Chico Batera (Drums) and Orchestra
Wanda Sá、優雅この上ないオーケストラを背景にしたボサノバ~ポップスアルバム。
“Wanda Vagamente” (1964)はブラジル制作だと思いますが、こちらはアメリカ西海岸での録音、アメリカのレーベルでの制作。
“Brasil '65” (1965) Sérgio Mendesと連続するセッションでしょう。
いかにもあの時代の西海岸のオーケストラサウンド。
とても優雅でノスタルジックなストリングスと、軽快なSérgio Mendesのジャズサンババンドを背景にした優雅な歌。
ジャズ、ポップス系の人だとベタベタで艶っぽい感じの作品が多いのでしょうが、本作はあくまで爽やか。
淡々とした歌、軽快なコンボ、少々ベタッとしたロマンチックなオーケストラの絶妙な組み合わせ。
これはまさに桃源郷。
この手の作品、他にもたくさんあり、大仰で時代を感じさせるものが少なくありませんが、本作はあくまでナチュラル。
ノスタルジックだけども、あくまで上品。
Sérgio Mendesの存在も大きいのでしょう。
歌の後ろで低く鳴るコロコロと転がるようなオブリガードのカッコいいこと。
また、ボーカルも可憐なようで、ハスキーで少し沈み気味のムード。
意図したものかどうかはさておき、それがなんとも言えない深みに繋がっているようにも思います。
とても優雅な別世界にトリップさせてくれる音。
posted by H.A.