“Pendulum” (1993) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass)

Pendulum
Eberhard Weber
Ecm Records
エバーハルト ウェーバー


 Eberhard Weber、ソロ作品。
 インプロビゼーションではなく、ベースその他?のオーバーダビングによるバンドサウンド。
 前後のリーダー作は“Orchestra” (1988)、“Endless Days” (2000)と、この時期から制作のペースは落ちています。
 Jan Garbarek”I Took Up the Runes”(1990)、“Twelve Moons”(1992)、”Visible World” (1995)など、参加作品は多数。
 さて・・?
 さておき、いつもながらのスペーシーな近未来サウンド。
 前作“Orchestra” (1988)のイメージ踏襲。
 背景で繰り返される少々のデジタル風味含めたシンプルなリフ、コードチェンジが穏やかな高揚感を誘う音作り。
 静かなサウンドと饒舌なベース。
 静かな空間に残る心地いい残響音。
 インプロビゼーション集ではありません。
 哀愁が漂う淡いメロディ、計算し尽されたと思われるアレンジ、アンサンブル。
 穏やかな中の寂寥感。
 “Silent Feet” (1977)のような1970年代のエキサイティングなバンドサウンドとは作風は変わっていますが、逆に余白の多い、想像力を掻き立てるような音。
 もちろん穏やかで落ち着いたサウンド。
 ジャケットはちょっと怖いですが、中身はメロディアス。
 わかりやすくもあり、深そうでもある、優しい音楽です。  




posted by H.A.