“Chorus” (1984) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass, synthesizer)
Jan Garbarek (soprano, tenor sax) Manfred Hoffbauer (clarinet, flute) Martin Künstner (oboe, English horn) Ralf-R. Hübner (drums)

Chorus
Eberhard Weber
Ecm Records
エバーハルト ウェーバー


 Eberhard Weber、盟友Jan Garbarekを迎えたアルバム。
 Jan Garbarek の近品は“Wayfarer” (Mar.1983)、”It's OK to Listen to the Gray Voice” (Dec.1984)。
 ちょうどJan Garbarekの作風が優しくなっていく時期ですが、本作でもキツめと優しめが入り混じるサックス。
 全一曲、七パートに分かれた組曲風のドラマチックな構成。
 ドラムは入っていますが、常時ビートを出しているわけではなく、アクセント付け。
 ホーンとベース、シンセサイザーが主体の漂うようなサウンド。
 ビートが効いた普通のジャズバンド作品とは面持ちが異なります。
 かといってクラシック風味でもなく、カテゴライズ不能の文字通りのコンテンポラリージャズ。
 フリーではなくメロディアスですが、Eberhard Weberの作品の中では沈痛度高め、幻想度高めかもしれません。
 もちろん全曲Eberhard Weberのオリジナルですが、やはり常時フロントに立つJan Garbarekのムードが強いのでしょう。
 彼の作品として聞いても違和感はないかもしれません。
 Eberhard Weberの作るスペーシーで穏やかなサウンドの中に強烈に響く緊張感の塊のようなサックス。
 この二人の共演の真骨頂といえばその通り。
 好対照でもあり、中和し補完し合っている名コンビ。
 ・・・なのかもしれません。




posted by H.A.