“Curare” (1991) Rosa Passos
Rosa Passos (vocal, guitar)
Lula Galvao (guitar) Jorge Helder (bass) Jose Antonio (piano) Erivelton Silva (drums) Idriss Boudrioua (sax) Marsal (percussion) and Strings

Curare
Rosa Passos
Deckdisc Brasil
ホーザ パッソス


 現代最高のボサノバ~MPBボーカリストRosa Passos、初期の作品。
 以降、”Festa” (1993),“Pano Pra Manga” (1996)とMPBテイストの名アルバムが続きますが、こちらも同質の素敵なアルバム。
 バンドのメンバーも大きくは変わりません。
 ボサノバベースのナチュラルなフュージョンサウンド、要所でストリングも入ります。
 エコーをたっぷり効かせて、この人にしては少々ゴージャス。
 少々の時代感もありますが、まずまず自然なテイストに仕上がっています。
 楽曲はカバーのみ、Jobimをはじめとするブラジルの名曲揃い。
 Djavan, Ary Barrosoなど、この頃から好みは決まっていのでしょう。
 ボーカルはこの頃から特別な声。
 ウイスパーよりもわずかに強め、鼻に抜けるような微妙な声。
 微妙で可憐な声ながらもブレない歌唱力、さりげない表現力。
 演奏だけなら他にも上手いモノやら斬新なモノは多々あるのでしょう。
 それでも凡百のボサノバアルバムとは一線を画している何か。
 やはり彼女のvoiceなのでしょう。
 一声だけで漂う淡い哀愁、郷愁感。
 やはり、現代最高のBosa_Novaだと、私は思います。





posted by H.A.