“Epigraphs” (1998) Ketil Bjørnstad
Ketil Bjørnstad (piano) David Darling (cello)
“The River” (Jun.1996)の続編のDuo作品。
これまたチェロとピアノが紡ぎだす上品、上質な音。
本作のテーマは「碑文」。
何の「碑」なのかは想像するしかありませんが、確かにどこかしら遠くを眺めているような、あるいは何かを懐かしむような音。
穏やかで優し気、前向きなメロディ。
背景に低く響くチェロの音はベルベットのようなしっとりとした質感。
メロディを紡ぐ音が醸し出す哀感。
テンポも前作にも増してゆったりとして穏やか。
今にも止まりそうな場面も多々。
わずかに遅れ気味に立ち上がってくるピアノに、さらに遅れて遠くで鳴り響くようなチェロ。
例によってドラマチックですが、本作はあくまで穏やか、淡い色合い。
ここまで心地よいと眠気が・・・
とてもいい感じの眠気です。
posted by H.A.
Ketil Bjørnstad (piano) David Darling (cello)
“The River” (Jun.1996)の続編のDuo作品。
これまたチェロとピアノが紡ぎだす上品、上質な音。
本作のテーマは「碑文」。
何の「碑」なのかは想像するしかありませんが、確かにどこかしら遠くを眺めているような、あるいは何かを懐かしむような音。
穏やかで優し気、前向きなメロディ。
背景に低く響くチェロの音はベルベットのようなしっとりとした質感。
メロディを紡ぐ音が醸し出す哀感。
テンポも前作にも増してゆったりとして穏やか。
今にも止まりそうな場面も多々。
わずかに遅れ気味に立ち上がってくるピアノに、さらに遅れて遠くで鳴り響くようなチェロ。
例によってドラマチックですが、本作はあくまで穏やか、淡い色合い。
ここまで心地よいと眠気が・・・
とてもいい感じの眠気です。
posted by H.A.