”Oracle” (May.1993) Gary Peacock, Ralph Towner
Gary Peacock (bass) Ralph Towner (classical guitar, 12 string guitar)
Gary Peacock, Ralph Towner大御所二人のDuo。
もう一作”A Closer View” (Dec.1995)がありますが、楽曲提供からするとそちらはRalph Towner、本作はGary Peacockがイニシアティブをとっていたのでしょう。
メランコリックな不思議系のメロディは二人とも共通、どちらがリーダーであっても違和感のない内容。
Ralph Towner、DuoであれTrioであれ、ドラムであれベースであれ、しっかり背景を作ってくれるミュージシャンとの共演であれば、シングルトーンでのカッコいいソロを展開してくれます。
ソロギターのような縦横無尽な自由さはありませんが、その分キッチリまとまったわかりやすい展開。
推進力が強くよく動くベースの沈んだ胴鳴りと、いつもながらに瑞々しいギターの音のコンビネーションは絶妙。
ビート感が明快で、ジャズファンからすれば聞きやすくなっているかもしれません。
メロディは不思議系、抽象度高い系中心。
愛想はない演奏なのかもしれませんし、強烈な興奮はありませんが、穏やかで上質な匠のインタープレーを楽しみましょう。
posted by H.A.
Gary Peacock (bass) Ralph Towner (classical guitar, 12 string guitar)
Gary Peacock, Ralph Towner大御所二人のDuo。
もう一作”A Closer View” (Dec.1995)がありますが、楽曲提供からするとそちらはRalph Towner、本作はGary Peacockがイニシアティブをとっていたのでしょう。
メランコリックな不思議系のメロディは二人とも共通、どちらがリーダーであっても違和感のない内容。
Ralph Towner、DuoであれTrioであれ、ドラムであれベースであれ、しっかり背景を作ってくれるミュージシャンとの共演であれば、シングルトーンでのカッコいいソロを展開してくれます。
ソロギターのような縦横無尽な自由さはありませんが、その分キッチリまとまったわかりやすい展開。
推進力が強くよく動くベースの沈んだ胴鳴りと、いつもながらに瑞々しいギターの音のコンビネーションは絶妙。
ビート感が明快で、ジャズファンからすれば聞きやすくなっているかもしれません。
メロディは不思議系、抽象度高い系中心。
愛想はない演奏なのかもしれませんし、強烈な興奮はありませんが、穏やかで上質な匠のインタープレーを楽しみましょう。
posted by H.A.