”Blue Sun” (Dec.1982) Ralph Towner
Ralph Towner (12string guitar, classical guitar, piano, Prophet 5 synthesizer, French Horn, cornet, percussion)
Ralph Towner、シンセサイザーを導入したソロアルバム。
半数ぐらいで使用されるシンセサイザーは味付けではなく、背景全体を作っていくイメージ。
今の耳では普通なのですが、シンセサイザーが確立したのがちょうどこの時期ですかね?
当時は相当斬新な音だったのでしょう。
ここまでには無かったスペーシーで近未来的な音を背景にして、瑞々しくメランコリックなギター。
この頃の作品になると、当初のECM諸作の氷のような冷たさ、激しさが抑えられ、優しく穏やかなギターになっているようにも感じます。
ビート感も同様に穏やか。
全曲オリジナルの楽曲もいつになく前向きなイメージ。
ギターなし、ホーンやシンセサイザーを中心とした明るいフュージョンチックな曲まであります。
Oregonの色合いと混ざり始めたともいえるのかもしれません。
全体を通じてさわやかなRalph Towner。
1970年代のECM諸作ばかりを聞いていると全く違うような音楽にも感じますが、おそらくこれが本当のRalph Townerなのでしょうね。
posted by H.A.
Ralph Towner (12string guitar, classical guitar, piano, Prophet 5 synthesizer, French Horn, cornet, percussion)
Ralph Towner、シンセサイザーを導入したソロアルバム。
半数ぐらいで使用されるシンセサイザーは味付けではなく、背景全体を作っていくイメージ。
今の耳では普通なのですが、シンセサイザーが確立したのがちょうどこの時期ですかね?
当時は相当斬新な音だったのでしょう。
ここまでには無かったスペーシーで近未来的な音を背景にして、瑞々しくメランコリックなギター。
この頃の作品になると、当初のECM諸作の氷のような冷たさ、激しさが抑えられ、優しく穏やかなギターになっているようにも感じます。
ビート感も同様に穏やか。
全曲オリジナルの楽曲もいつになく前向きなイメージ。
ギターなし、ホーンやシンセサイザーを中心とした明るいフュージョンチックな曲まであります。
Oregonの色合いと混ざり始めたともいえるのかもしれません。
全体を通じてさわやかなRalph Towner。
1970年代のECM諸作ばかりを聞いていると全く違うような音楽にも感じますが、おそらくこれが本当のRalph Townerなのでしょうね。
posted by H.A.