“Jazz Samba” (Feb.1962) Stan Getz
Stan Getz (tenor saxophone)
Charlie Byrd (guitar) Gene Byrd (guitar, bass) Keter Betts (bass) Buddy Deppenschmidt, Bill Reichenbach Sr. (drums, percussion)

Jazz Samba
TP4 Music
スタン ゲッツ
チャーリー バード

 “Getz/Gilberto'76” (May.1976) Stan Getz/ João Gilberto発表記念、Stan Getzのブラジル系諸作。
 “Getz/Gilberto” (1963)があまりにも有名ですが、Gilberto系以外にも素敵な作品がいくつも。


 Stan Getz、ジャズサンバ、ボサノバ作品第一弾。
 バンド全員アメリカ人のようですが、Charlie Byrdはすでにブラジル系の作品を発表済。
 事実上Charlie ByrdのバンドにStan Getzが参加した形。
 このあたりの作品、ギタリストのイメージが作品のイメージを決めており、本作はさながら“Getz/Byrd”といった面持ち。
 ちょっと堅めでクールな音のCharlie Byrd。
 もともとジャズギタリストだったのでしょうかね。
 少しオールドスタイルなジャズ〜ブルースギターの香りが濃厚。
 Stan Getzはいつも通り。
 サブトーンが適度に効いたスムースなサックス。
 ジャズを演奏する時と同じなのでしょうが、Charlie Byrdに引きずられてか、少々クールなムード。
 録音も少し線を細めに仕上げているのかな?
 なんともクールで洗練された音。
 Jobimナンバーを中心とする定番のボサノバ曲。
 Stan Getzのブラジル系作品、最初からいきなり名作。
 クールで洗練された、アメリカンジャズサンバの名演。




posted by H.A.