“Dos ríos” (2008) Andrés Beeuwsaert
Andrés Beeuwsaert (piano, keyboards, vocal, guitar, glockenspiel, cymbals)
Fernando Silva (cello, bass) Loli Molina (vocal, guitar) Victor Carrión (soprano sax, flute) Juan Pablo di Leone (flute) Ezequiel Dutil (bass) Nico Cota (percussion) Dana Najlis (clarinet) Juan Quintero (guitar) Mariano Cantero (percussion) Lucio Balduini, Matías Zabaljauregui (electric guitar) Matías Mendez (bass) Hernán Segret (acoustic guitar) Facundo Guevara (percussion, escobillas) Martín Lambert (cymbals) Aline Gonçalves (flutes) Tatiana Parra, Silvia Perez Cruz (vocal)

Dos ríos
Limbo
アンドレス・ベエウサエルト


 アルゼンチンのピアニストAndrés Beeuwsaert。
 Aca Seca Trio、”Aqui” (2010) Tatiana Parra & Andras Beeuwsaertが人気、現代フォルクローレがメインの人なのでしょう。
 穏やかで淡い色合いの優しい音楽。
 メロディアスですが少し不思議系、意外な方向へ動く音作り。
 少し沈んだムード、幻想的な雰囲気もありますが、沈痛だったり、抽象的だったりはしません。
 ゆったりとした優雅なビート、透明度の高い美しい音のピアノの周囲をさまざまな楽器が漂うような音作り。
 インプロビゼーションスペースは小さく、あくまでアンサンブル中心の音作り。
 分厚い音ではなく、あくまで少人数で穏やかな音。
 主役のピアノを含めて、さまざまな楽器が入れ代わり立ち代わり穏やかな背景を作り、また、同じくさまざまな楽器が前面に出て優しいメロディを紡いでいく構成。
 要所で入る遠いところから聞こえるようなvoiceがとても幻想的。
 穏やかで淡い景色が、次々と変わっていくような流れ。
 懐かしい感じのメロディ。
 何かの回顧録のような、遠いところを眺めているような音。
 現代フォルクローレ、あるいはブラジル・ミナス音楽に共通するムード。
 南米の郷愁。
 これは名作でしょう。




posted by H.A.