“Reunion” (1989) Gary Burton
Gary Burton (vibraphone, marimba)
Pat Metheny (guitar) Mitchel Forman (piano, keyboards) Will Lee (bass) Peter Erskine (drums, percussion)

Reunion /Grp
Gary Burton
Universal Mod Afw
ゲイリー バートン


 Gary Burton、Pat Metheny を迎えたジャズ・フュージョン。
 “Passengers” (1976) Gary Burton以来の共演なのでしょうから、十数年振り。
 レーベルがECMからGRPに変わっていますので、いかにもそれ風の変化。
 この頃のGary Burton の作風でもあるのでしょう。
 健全で爽やか、カッチリしたフュージョンミュージック。
 自分ではあまり曲を書かないようですが、メンバー他のキャッチーな曲揃い。
 ラテン風味が目立ちますかね。
 Patも数曲提供しています。
 上品なグルーヴのリズム隊を背景に、華やかで浮遊感のあるビブラフォン、ギターの余裕のインプロビゼーション。
 このメンバーで普通に音楽作ってしまえば、何をやっても名演にはなるのでしょう。
 意外性や激しい系を求めるのは筋違いでしょうね。
 Pat Methenyの視点からは、“Letter from Home” (1989)で一段落ついて、“Question and Answer” (Dec.1989)などのセッションを活発化していた時期。
 世に出してくれた恩師への恩返しの意味もあったのかもしれません。
 “Passengers”と比べると堂々としたギター。
 出てきた頃から完成していたように思っていましたが、聞き直してみると全然違いますね。
 ソロの起承転結が常に明確になっているし、音色、音選びにも全く迷いが感じられないというか、個性が明確になったというか、そんな感じ。
 完璧なギターです。
 微塵の隙もない、熟成された大人のジャズ・フュージョン。




posted by H.A.