“Metheny/Mehldau Quartet” (Dec.2005) Pat Metheny, Brad Mehldau
Pat Metheny (guitars, guitar synth) Brad Mehldau (Piano)
Larry Grenadier (Bass) Jeff Ballard (Drums)

Quartet
Pat Metheny
Nonesuch
パット メセニー


 Pat Metheny, Brad Mehldauのコラボーレーション。
 Duo中心の“Metheny/Mehldau” (Dec.2006?)とクレジットが錯綜していて、こちらの作品の録音日が一年早いのですが、実際は同セッションなのかもしれません。
 本作はピアノトリオ+ギターを中心とした作品。 集大成”The Way Up” (2003-4)、トリオ作“Day Trip” (Oct.2005)の後の作品。
 ”Day Is Done”(2005)Brad MehldauのピアノトリオにPat Methenyが客演したととらえるか、”Trio 99 → 00” (Aug.1999)のギタートリオにBrad Mehldauが客演したととらえるか。
 同じ楽器編成で“Quartet” (1996)がありますが、それと比べると、軽快でスッキリした印象、ピアノトリオのジャズ色が強いので、よりジャズのムードが強いイメージ。
 Pat自身は相変わらず。いつも通りの音選び。
 Brad Mehldauもいつも通りですね。
 少し重めの質感、コード、ビートの感覚が個性的だし、意外なところに音が飛んでいく感じ、スピードか上がると強烈な疾走感。端正なようで不思議系。
 ベース、ドラムはオ―ソドックなようで現代的なビート感。
 楽曲はPat中心、1/3がBrad Mehldau。
 Patの曲はこちらも相変わらずですが、Brad Mehldauの曲は少しひねった感じ、不思議系でクールなジャズ。
 ピアノも含めて、オーソドックスなようで、予想外の方向に音が飛んでいくことがしばしば。
 その辺りに新しい可能性を感じていたのでしょうかね。
 いずれにしてもPat Metheny Groupとは全く違う質感。
 徹底的に作り込まれたGroupの音楽に対して、ある意味ラフに一発勝負で作った(?)感、ジャズ感の強い本セッション。
 どちらがいいかはお好み次第。




posted by H.A.