“I Can See Your House from Here” (1993) Pat Metheny, John Scofield
John Scofield (guitars) Pat Metheny (guitars, guitar synthesizer)
Steve Swallow (bass) Bill Stewart (drums)

I Can See Your House From Here
John Scofield
Blue Note Records
1994-03-23


 人気ギタリスト二人の共演作。
 ダークで沈んだイメージのJohn Scofieldと、軽やかで明るいイメージのPat Methenyのギター、楽曲。
 全体を眺めると、当時のJohn Scofieldの音のイメージ、ブルージーで重めのフュージョンの印象が強い作品。
 それだけJohn Scofieldの音の支配力が強くてPat Methenyが合わせに行ったイメージ。 
 半数はPat Methenyの曲ですが、Patもそんなブルース~ロック~フュージョンな感じを楽しんで演奏しているイメージでしょうかね。
 Pat Metheny Groupの音、あるいはアコースティック4ビートなジャズを期待すると拍子抜けしてしまいそうですが、John Scofield、Pat Methenyのフレージングや音作りの違いを楽しむにはいい作品なのでしょう。
 John Scofieldの少し歪ませたヤクザな感じのブルース寄りギターと、Pat Methenyのクリーントーンの爽やか系ギター。
 どちらも個性的ですが、善し悪し、好み云々はさておき、強い印象を残すのはJohn Scofieldなのかもしれません。
 あるいは、Pat Metheny のギターはさまざまな背景に乗るけとも、John Scofieldのギターは明度の高い曲にはうまく乗ってこない・・・なんてこともあるのかもしれません。
 などど、つまらないことも考えさせられてしまう、面白いアルバムですねえ。
 Pat Methenyとしては、”Letter from Home”(1989)、“The Road to You”(1991)で一段落ついて、また、ECMとの契約が終わって、“Song X” (1985)、“Question and Answer” (Dec.1989)などの試行?気分転換?が続いているところ。
 次の展開に向けた試行3、ととらえられなくもないか・・・?
 次はフュージョン~スムースジャズの”We Live Here”(1995)・・・
 やはり直接的な関係はないのかな?さて・・・?

※上がJohn Scofield、下がPat Methenyの曲。いかにもな感じが面白いなあ。



posted by H.A.