”Beyond the Missouri Sky” (1996) Charlie Haden, Pat Metheny
Charlie Haden (bass) Pat Metheny (guitar, etc.)
パット メセニー
“I Can See Your House from Here” (1993) Pat Metheny, John Scofieldに続くコラボレーションはCharlie HadenとのDuo作品。
このコンビだと、過去作品“80/81” (May.1980)、“Rejoicing” (1983)、“Song X” (1985)のようにOrnette Coleman系のフリーもありそうですが、本作はタイトル通り、あくまでアメリカの豊かな大地のイメージ、郷愁感系。
2016年の耳で他のアコースティックギター中心の作品、“One Quiet Night” (2001,3)、“What's It All About” (2011)含めて聞き直してみると、それらとは全く質感。
徹底したゆったりとしたテンポ、センチメンタルなメロディは共通だとしても、本作が「ジャズ」なことを改めて感じます。
ジャズのビート感とジャズ的なインプロビゼーション。
全編バラードなので、エキサイティングな場面はありませんが、静かな名人芸。
全体を眺めるとヒットチャートに載ってもおかしくないような、アメリカンポピュラーミュージックな質感。
演奏している当人たちはジャズを演奏しよう、なんて意識はなく、自然体なのでしょうね。
それにしても素晴らしい曲揃い。
Charlie Hadenの定番曲、Pat Methenyの隠れた名曲、さらにはCinema Paradisoまで。
最後はとても前向き、いかにもアンリカンなソウル~ロッカバラードで締め。
和みます。
posted by H.A.
Charlie Haden (bass) Pat Metheny (guitar, etc.)
パット メセニー
“I Can See Your House from Here” (1993) Pat Metheny, John Scofieldに続くコラボレーションはCharlie HadenとのDuo作品。
このコンビだと、過去作品“80/81” (May.1980)、“Rejoicing” (1983)、“Song X” (1985)のようにOrnette Coleman系のフリーもありそうですが、本作はタイトル通り、あくまでアメリカの豊かな大地のイメージ、郷愁感系。
2016年の耳で他のアコースティックギター中心の作品、“One Quiet Night” (2001,3)、“What's It All About” (2011)含めて聞き直してみると、それらとは全く質感。
徹底したゆったりとしたテンポ、センチメンタルなメロディは共通だとしても、本作が「ジャズ」なことを改めて感じます。
ジャズのビート感とジャズ的なインプロビゼーション。
全編バラードなので、エキサイティングな場面はありませんが、静かな名人芸。
全体を眺めるとヒットチャートに載ってもおかしくないような、アメリカンポピュラーミュージックな質感。
演奏している当人たちはジャズを演奏しよう、なんて意識はなく、自然体なのでしょうね。
それにしても素晴らしい曲揃い。
Charlie Hadenの定番曲、Pat Methenyの隠れた名曲、さらにはCinema Paradisoまで。
最後はとても前向き、いかにもアンリカンなソウル~ロッカバラードで締め。
和みます。
posted by H.A.