“Bajo Cero” (2003) Pablo Ziegler, Quique Sinesi, Walter Castro
Pablo Ziegler (Piano) Quique Sinesi (Guitar)
Walter Castro (Bandoneon)

Bajo Cero
Pablo Ziegler
Zoho Music
パブロ シーグレル
キケ シネシ


 Astor Piazzollaバンドのピアニスト、Duo、Trioでのタンゴ的ジャズ、ジャズ的タンゴ。
 おそらく元々ジャズの人なのでしょうから、ジャズファンとしてもいい感じで聞けるピアニスト。
 ブルージーなアメリカンともクラシック色の強いヨーロピアンとも違う独特の色合いのピアニスト。
 クラシック~ジャズ~タンゴを徹底的に弾いてきた事を感じさせる音使い。
 Piazzollaバンドでのカッコよさは言わずもがな、ジャズの経験を通じて自然なバックビートが効いているのでしょうね。
 ギターとバンドネオンは新世代の人たち。
 Quique Sinesiのフレージングはジャズっぽい感じもそこかしこに。
 ビート感もジャズ度が強いのかもしれません。
 さらにとても瑞々しい音色と音使い。
 バンドネオンはシャンソンの香りすらも漂う明るい色合いの音使い。
 全体を眺めればもちろんタンゴなのですが、ジャズ的な感じだったり、シャンソン風味が漂っていたり。
 とても優雅。
 オリジナル曲に加えてAstor Piazzolla曲、その他。
 求道的あるいは漆黒のイメージのAstor Piazzollaに対して、Pablo Zieglerの音楽はカラフルで明るいイメージ。
 深刻系で湿度の高いPiazzolla曲も、このバンドではあっけらかんとカラッとしたイメージ。
 Piazzollaのカッコよさは絶対的だと思いますが、明るいこのバンドもいい感じ。




posted by H.A.