“Notes from Big Sur” (1992) Charles Lloyd
Charles Lloyd (tenor saxophone)
Bobo Stenson (piano) Anders Jormin (double bass) Ralph Peterson (drums)

Notes From Big Sur
Charles Lloyd
Ecm Import
チャールス ロイド


 Charles Lloyd、ECMでの二作目。
 メンバーを少し変えながらも本作もBobo Stensonを中心としたピアノトリオのサポートによるアルバム。
 前作に劣らぬ名演。全てオリジナル曲、全てが佳曲。
 ベースはBobo Stensonの盟友Anders Jormin。やはりこのコンビが一番しっくりくるんでしょうね。
 ドラムは暴れん坊のイメージが強いRalph Peterson。その色も多少ありますが、基本的には堅実なサポート。
 アップテンポの曲も入り、全てスローバラードだった前作に比べれば凄みは薄れるものの、その反面の躍動感、スイング感。
 冒頭からBobo Stensonの美しいピアノ、素晴らしいソロ、続くサックスのクールネス。
 それにしてもBobo Stensonのピアノがカッコいい。
 Keith Jarrettをオーソドックスにしたような感じ、切れ味。Steve Kuhn、Richie Beirachよりもマイルドな感じ。
 1970年代、Keith Jarrettと同じようにプッシュしようとしていたと思われるEicherさんの気持ちがよくわかります。この作品の時点で20年経っちゃってますが・・・。
 この頃からECMで“Reflections”(1993)をはじめとするトリオでの佳作を連発。
 “Leosia”(1996)Tomasz Stankoなどの好サポートもたくさん。
 本アルバム、これまたオーソドックスのようで他にはあまりない、優しく穏やかなようでテンションが高い、素晴らしいジャズ。




posted by H.A.