“Within a Song” (2011) John Abercrombie
John Abercrombie (Guitar)
Joe Lovano (tenor sax) Drew Gress (bass) Joey Baron (ds)
John Abercrombie、“Wait Till You See Her” (2008)がMark Feldmanとの最終作、3年開けての次作品。
本作はJoe Lovanoとのコラボレーション。
不思議なぐらいに落ち着いた静謐でオーソドックスなジャズ。
楽曲もECMでは珍しくスタンダード、ジャズメンオリジナル中心。
先の共演作“Open Land” (Sep.1998)のような尖ったムードはありません。
このメンバー、しかもECMでJohn Coltraneの”Wise One”が聞けるとは・・・
ギターは極めて抑制された音。
エフェクターはほとんど使っていないかもしれません。ほぼ全編素直なクリーントーン。
元々沈んだ雰囲気での演奏が持ち味だったと思いますが、さらに後ろに下がった感じで淡々とフレーズを紡いでいくイメージ。
前作でもその雰囲気はありましたが、内容がオーソドックスなジャズなだけに不思議なムード。
もちろんフレーズはAbercrombie節、スペーシーな独特の音。
Joe Lovanomoは少し枯れたイメージですが、かなり音数多く吹いています。
ECMのJohn Abercrombie作品では一番落ち着いたアルバムかもしれません。
オーソドックスなジャズ、でも静謐で不思議なジャズ。
※メンバーは違いますが・・・
posted by H.A.
John Abercrombie (Guitar)
Joe Lovano (tenor sax) Drew Gress (bass) Joey Baron (ds)
John Abercrombie、“Wait Till You See Her” (2008)がMark Feldmanとの最終作、3年開けての次作品。
本作はJoe Lovanoとのコラボレーション。
不思議なぐらいに落ち着いた静謐でオーソドックスなジャズ。
楽曲もECMでは珍しくスタンダード、ジャズメンオリジナル中心。
先の共演作“Open Land” (Sep.1998)のような尖ったムードはありません。
このメンバー、しかもECMでJohn Coltraneの”Wise One”が聞けるとは・・・
ギターは極めて抑制された音。
エフェクターはほとんど使っていないかもしれません。ほぼ全編素直なクリーントーン。
元々沈んだ雰囲気での演奏が持ち味だったと思いますが、さらに後ろに下がった感じで淡々とフレーズを紡いでいくイメージ。
前作でもその雰囲気はありましたが、内容がオーソドックスなジャズなだけに不思議なムード。
もちろんフレーズはAbercrombie節、スペーシーな独特の音。
Joe Lovanomoは少し枯れたイメージですが、かなり音数多く吹いています。
ECMのJohn Abercrombie作品では一番落ち着いたアルバムかもしれません。
オーソドックスなジャズ、でも静謐で不思議なジャズ。
※メンバーは違いますが・・・
posted by H.A.