“Matka Joanna” (1994) Tomasz Stanko
Tomasz Stanko (trumpet)
Bobo Stenson (piano) Anders Jormin (bass) Tony Oxley (drums)

Matka Joanna
Tomasz Stanko
Ecm Records
トーマス スタンコ


 書いたついでに未紹介のTomasz Stanko のアルバムを。私が知る限り。
 Tomasz Stanko、ECM復帰作第一弾。
 何かの映画に関連する音楽なのでしょう。
 少々宗教的、あるいはオカルトの香りのするアートワーク、その通りの質感。
 あくまで抑制された静音ジャズですが、フリージャズの局面が多いアルバム。
 遅ればせながらの「アート系」ですかね。
 決して怖い感じではないのですが、不思議で非日常的な音。
 サイドを固める名手Bobo StensonとAnders Jorminの美しい音とコンビネーションはその毒を中和しているのか?あるいは助長しているのか?
 もちろん全員が端正な演奏、静謐なムード。
 但し、メロディとリズム、雰囲気が妖しくて怖いだけ・・・。
 いずれにしても、激烈型を脱したECMでのTomasz Stanko、静かで妖しいバラード路線の幕開け。
 妖しくも美しい次作“Leosia”(1996)まであと一歩。

(※この投稿は2016/05/05から移動しました。)

※やはりちょっと怖い・・・


posted by H.A.