“Litania - The Music of Krzysztof Komeda” (1997) Tomasz Stanko
Tomasz Stanko (trumpet)
Bernt Rosengren (tenor saxophone) Joakim Milder (tenor and soprano saxophones) Terje Rypdal (electric guitar) Bobo Stenson (piano) Palle Danielsson (bass) Jon Christensen (drums)

Litania
Tomasz Stanko
Ecm Records
トーマス スタンコ


 Tomasz Stanko、母国ポーランドの作曲家の作品集。
 オーソドックスな色合いのサックスの参加、また、曲とリズムがキッチリしているので、いつになくオーソドックスなジャズ色が強いTomasz Stanko。
 もちろん独特の緊張感はそのまま。
 この頃の相棒はBobo Stenson。前作は“Leosia”(1996)
 本作ではベースとドラムがKeith Jarrett ヨーロピアン・カルテットの二人のスウェーデントリオ。
 フリーにも激烈にも行かず、メロディアスながら沈痛な曲調にピッタリと合ったジャズの演奏。
 静かで妖しげ、とても悲しい空気感。
 時折の激情を交えつつ何かを語ろうとするホーン陣。
 なお、あのTerje Rypdalの活躍場面は少々のみ。
 ポーランドジャズの親分と目されるTomasz Stanko素直なKomeda集、これはポーランドの人にとっては聖典なのでしょうかね。
 ムードは沈痛ですが、抑制された素晴らしいジャズアルバムだと思います。

(※この投稿は2016/05/05から移動しました。)



posted by H.A.