“Juan Condori” (2005) Dino Saluzzi Group
Dino Saluzzi (bandoneon)
Felix ´Cuchara´ Saluzzi (sax) José Maria Saluzzi (guitar) Matias Saluzzi (bass) U. T. Gandhi (drums)

Juan Condori
Universal Music LLC
ディノ サルーシ


 Dino Saluzzi、ファミリーバンドでの作品。
 本作はサックスカルテット+バンドネオン、ジャズ的な編成でジャズ的な音。
 クール、かつエキゾチックなムード。
 少しテンション高め、ヒタヒタと迫ってくるような緊張感。ドラマチックな構成。
 共演作“Volver” (1986)もあるEnrico Ravaあたりの作品の雰囲気が近いのでしょうか。ヨーロピアン・コンテンポラリー系で他にも何か近いモノがあったように・・・。
 クリーントーンのエレキギターがとても現代的で洗練されたムード、いい感じで効いています。大きくフィーチャーされるわけではありませんが、ガットギターも含めていい感じで南米なムード。
  もちろん大将Dino Saluzziが音を出すといきなり彼の世界。
 急に音楽に揺れが出て、優雅で幻想的なムード。
 全体を通じてみれば、いつもの漂うような幻想的なムード、浮遊感、郷愁感はそのままに、クールで洗練された音。
 また、決してうるさくはならない静謐な音空間。
 目下ジャズっぽいDino Saluzziを聞くにはこのアルバムが一番いいんでしょうね。
 カッコいいコンテンポラリージャズのDino Saluzzi。




posted by H.A.