”Senderos” (Nov.2002) Dino Saluzzi
Dino Saluzzi (bandoneon)
Jon Christensen (drums, percussion)

Senderos
Dino Saluzzi
Ecm Records
ディノ サルーシ


 Dino Saluzzi、ドラマーとのDuo。
 リズムを含めた「揺らぎ」が持ち味と見るDino Saluzziと、推進力強い系のJon Christensen。
 エキサイティングなインプロビゼーション系の音楽と、揺らぐ音楽の組み合わせがチェンジ・オブ・ペース、バランスが取れた音楽。
 バンドネオンのソロ演奏が半数、ドラムが入って強いビートでの演奏が半数。
 冒頭曲のように珍しいエキサイティング系のインプロビゼーションが展開されるかと思えば、バンドネオンのソロでの揺れるDino Saluzzi World。それが入れ代わり、立ち代わり・・・。
 もちろん両者を組み合わせ、ヒタヒタと迫ってくるような演奏もあります。
 ドラムはビート作りよりも、テンションを高める役回りを演じているような感じですかね。
 それらが総合されて、ドラマチックなアルバム。
 ベースとの組み合わせは既にやってみたので、次はドラマーと組み合わせると何か起こるかも・・・ってな感じでしょうか。
 いい作品だと思いますが、2人がピタッと合っているかと言えばどうでしょう?どちらも少々無理をしている感も・・・。
 これ以降、ジャズ的な作品はありますが、今のところ純粋なジャズドラマーとの共演がないのも興味深いところ。
 結局、Dino Saluzziの揺れるリズムにピタッと合わせることができたミュージシャンはファミリー、そしてチェリストAnja Lechnerを中心とするクラシック系の人だけ・・・ってな解釈は違ってますかね・・・




posted by H.A.