”Mojotoro” (1991) Dino Saluzzi Group
Dino Saluzzi (bandoneon, percussion, voice)
Celso Saluzzi (bandoneon, percussion, voice) Felix ´Cuchara´ Saluzzi (sax, clarinet) Armando Alonso (guitars, voice) Guillermo Vadalá (bass, voice) José Maria Saluzzi (drums, voice) Arto Tuncboyaci (percusson, voice)

Mojotoro
Universal Music LLC
ディノ サルーシ


 Dino Saluzziファミリーバンド、ECMでは初作なのでしょう。
 いつも家族をイメージしたタイトルの曲が多かったので、これがやりたかったことなのでしょう。
 いつもながらのルバート、幻想的で懐かしいような展開から始まるものの、意外にもハイテンションなジャズ・フュージョンへ展開。
 おっと、と思っていたらその時間は短く、また漂うようなDino Saluzzi Worldに。
 基本的には幻想的。
 妖しげなパーカション、ボイスも入って密林的なイメージも強いのですが、何曲かごとに入るアップテンポな展開がチェンジ・オブ・ペース。
 サンバぽかったり、タンゴぽかったり。
 サックスあるいはギターが前面に出ると何故かベースも強く出て、急にジャズ、フュージョンの色が強くなったり、ラテンの色が強くなったりするのも面白いところ。
 生粋のジャズミュージシャンを集めた”Once Upon a Time - Far Away in the South” (1985)、“Volver” (1986)よりもこちらの方が自然で、合っているのかな?
 さまざまざま要素が入り混じり交錯する不思議な音楽。
 ジャズでもタンゴでもない、Dino Saluzzi World。




posted by H.A.