“Rosslyn” (2002) John Taylor
John Taylor (Piano)
Marc Johnson (Double Bass) Joey Baron (Drums)

ジョン テイラー






 John Taylor、2002年、ECMでの「初」リーダー作、ってのも妙な感じがしますが、まあ、事実です。
 ECMのハウス・ベーシスト、ドラマーとのピアノトリオ。
 冒頭の静謐で美しい”The Bowl Song”は、“Celestial Circle” (2010) Marilyn Mazurの名曲”Youe Eys”と異名同曲。
 定まりそうで定まらないリズム。
 こぼれ落ちるような美しいピアノ。
 最初から最後までルバートでの漂うような美しいバラード。
 この路線で全編くるかな?と思いきや、以降は意外にも明るいムード。
 スタンダードナンバーも一曲。
 イントロこそ妖しげなムードで展開されますが、リズムが定まるとオーソドックスなヨーロピアンピアノトリオ。
 あるいは、Keith Jarrettのスタンダーズあたりに通じるムード。
 強烈な緊張感、あるいはガンガンゴンゴン・・・といった場面はなく、終始落ち着いた演奏。
 ECM以外ではこんな感じだったのかな?
 妖しいムード、緊張感は少しだけ。
 静かで落ち着いた、やはり美しいJohn Taylorのピアノミュージック。




posted by H.A.