“Animato” (1989) John Abercrombie
John Abercrombie (guitar, guitar synthesizer)
Vince Mendoza (synthesizer) Jon Christensen (drums)

Animato: Touchstones Series (Dig)
John Abercrombie
Ecm Records

ジョン アバクロンビー

 変則トリオのJohn Abercrombie。 
 ここではハイテンション、ダークでハードなJohn Abercrombie。
 ギター、シンセサイザー、ドラムが作りだす幻想的な空間。
 シンセサイザーが作る無機質で妖しげな背景、煽りまくるドラム。
 その中でギターを弾きまくり。
 ハードなディストーションあり、クリーントーンあり、ギターシンセあり。
 ロックあり、妖しいバラードあり。
 基本的にはハードテイスト、攻めています。
 上品なジャズギターではなく、ギュインギュインやってますが、1970年代前半のサイケな感じではなく、大人な暴れっぷり。
 そして妖し気でダークな曲、ムード、緊張感。
 1980年代の明るい感じのフュージョン路線ではなくて、1970年代後半の彼が戻って来てます。
 シンセのデジタル臭はお好みとしても、ハードなギターを聞くにはいいアルバムです。
 Abercrombieはこの感じがいいなあ。

 何作かの健全なフュージョン色の強い作品を経て、本作でまたダークな色合いに戻ったJohn Abercrombie。
 “The Widow In The Window” (Feb.1990) Kenny Wheelerなどのセッションを挟みつつ、次のバンドはあの静かながら高テンションなオルガントリオ、名作“While We're Young” (Jun.1992)へと続く・・・
 1990年代以降のJohn Abercrombieもまた近日に。





 1980年代のJohn Abercrombieは健全なフュージョンの時代。
 ギターシンセサイザーの活用も目立ちますね。
 1990年代になるとどちらもやらなくなるのも面白いところ。

(Mar, 1974) “Timeless”  
(Mar, 1975) “Gateway” 
(Mar, 1975) “Cloud Dance” Collin Walcott 
(Jun, 1975) “The Pilgrim and the Stars” Enrico Rava 
(Feb, 1976) “Untitled” “Pictures” Jack DeJohnette 
(May, 1976) “Sargasso Sea” with Ralph Towner 
(Aug, 1976) ”The Plot” Enrico Rava 
(Feb, 1977) “Grazing Dreams” Collin Walcott 
(May, 1977) “New Rags” Jack DeJohnette 
(July, 1977) “Gateway 2” 
(July, 1977) “Deer Wan”  
(Nov, 1977) “Characters”  
(Jun, 1978) “New Directions” Jack DeJohnette 
(Dec, 1978) “Arcade” 
(Jun, 1979) “New Directions in Europe” Jack DeJohnette 
(Nov, 1979) “John Abercrombie Quartet” 
(Nov, 1980) “M” 
(Dec, 1980) “Eventyr” Jan Garbarek 
(1981) “Five Years Later” with Ralph Towner
     :
(1984) “Night
(1985) “Current Events
(1987) “Getting There
(1988) “John Abercrombie / Marc Johnson / Peter Erskine
(1989) “Animato
     :
(1990) “Music For Large & Small Ensembles” Kenny Wheeler" 
(Feb.1990) “The Widow In The Window” Kenny Wheeler
(Jun.1992) “While We're Young
     :

posted by H.A.