“Night” (1984) John Abercrombie
John Abercrombie (guitar)
Michael Brecker (tenor saxophone) Jan Hammer (keyboards) Jack DeJohnette (drums)

Night
John Abercrombie
Ecm Records

ジョン アバクロンビー

 先の1970年代シリーズ最終“Five Years Later” (1981)に続いて、1980年代のJohn Abercrombie、ECM中心で。
 この期はフュージョン。それも明るめの。
 そういう時代だったのだと思いますが、似合ってるのかなあ・・・

 本作は“Timeless” (1974)バンドにMichael Breckerが客演した形。
 さぞやハイテンション、かと思いきや、意外にも整ったフュージョン。
 いきなりレゲエ、そしてロックな色合いのギター。
 ほぼ全曲John Abercrombie の曲ですが、全体のムードを決めているのはMichael Breckerの端正なブチ切れサックスのようにも感じます。
 要するにこの時期の王道フュージョンの香りが濃厚。
 もちろんテンションが上がるとJack DeJohnetteの煽るドラムがカッコいいし、John Abercrombieの真骨頂の妖しいジャズギターの場面はたくさん。
 みんながブチ切れながら突っ走る後半が特にカッコいい。アナログのB面ですね。
 でも、いつになく健全で、ニヒルで不良っぽいJohn Abercrombieのイメージとは少し距離が・・・。
 だから人気アルバムなのかな?

 余談ですが、アナログ時代のECMってB面がカッコ良かったり、聞きやすかったりする場合が多かったりして。
 CDだとわかりにくいんですが・・・
 前半の過激な?あるいは新機軸の演奏に怯まないで聞けるといいんですがね・・・。




posted by H.A.