“Letter from Home” (1989) Pat Metheny Group
Pat Metheny (guitars)
Lyle Mays (keybords) Steve Rodby (bass) Paul Wertico (drums)
Pedro Aznar (voice, guitar, percussion) Armand Marsal (percussion,voice)

Letter From Home
Pat Metheny
Nonesuch

パット メセニー

 Pat Metheny、前作“Still Life (Talking)” (1987)の延長線、最高に素敵な音楽。
 これまた、柔らか、しなやか、メロディアス、スリリング、エキサイティング、ドラマチック。
 前作同様、ブラジル路線。
 これみよがしなブラジリアンフレーバーではなく、バンドの中に取り込み、完全に消化してしまったようなさりげない表出。
 静かにヒタヒタと迫ってくるような複雑なビート感。
 周囲の景色が目まぐるしく変わっていくような構成。
 それでも極めて自然。
 この時期のこのバンド独自のサウンド。
 演奏は完璧。
 冒頭を飾る代表曲のひとつ”Have You Heard”のギターソロの凄まじいこと。
 数分間、口あんぐり状態。
 音がキレイとか疾走感とかなんだかんだ、全ての要素が揃った完璧なインプロビゼーション。
 ブチ切れて弾いているようで、音もリズムも全く乱れなし、かつ完璧な起承転結。
 その他、ポップな曲やら、ドラマチックな曲やら・・・
 過不足が全く感じられない完璧な編曲と、インプロビゼーション。
 諸々含めて、なんだかんだでこの時期のPat Metheny Group、前作と本作がいまだに私にとってのベストな音楽。
 もう25年以上も前の作品のようですが、これ以上のお気に入りがいまだに見つからない。
 さて、新たなお気に入りが見つかるのが早いか、こちらの感覚が変わるのが早いか・・・。
 もう25年以上も経つからねえ・・・




posted by H.A.