“An Evening With Herbie Hancock & Chick Corea In Concert” (1978) Herbie Hancock & Chick Corea
Herbie Hancock, Chick Corea (Piano)

ハービー ハンコック 
チック コリア

 懐かしい約40年前、巨匠お二方のDuo。今の耳で聞いても全く古さなし。
 もしこの作品を知らない状態で、2016年の新譜です、と言われたら、一聴しただけで誰の作品かをチェックに走るはず。いや、買いに行くはず。
 そんな素晴らしい作品。
 全てがメロディアスなフレージング、常時流れるグルーヴ、アップになれば強烈な疾走感、スローでは漂うような優雅な音の流れ。
 伸びたり縮んだり、走ったり遅れたり、自在なリズム。
 両者とも微妙なタメを入れながらも、それでもずれたりぶつかったりしない、阿吽の呼吸云々を超えた何か。
 大人なインタープレー。
 もし親分のMilesが聞いたら、まだそんな古いことやってんの、とか言うんだろうけども、素晴らしいことには変わりなし。
 一線を超えた超一流の人のピークでは、妙にいじったり奇をてらったり新しさを求めたりしなくても、素晴らしいモノができてしまう見本。
 想えばこの時期、Keith Jarrettも絶頂期、”My Song"(Oct.-Nov.1977)あたり。
 凄い時代だったんだなあ。




posted by H.A.