"Terra dos Pássaros" (1979) Toninho Horta
Toninho Horta (guitar, vocal, etc.)
Hugo Fattoruso, Wagner Tiso (keyboard) Novelli, Jamil Joanes, Luiz Alves, Ringo Thiellmann (bass) Airto Moreira, George Fattoruso, Laudir de Oliveira, Ze Eduardo Nazario, Robertinho Silva, Georgiana de Moraes (drums, percussion) Raul de Souza (trombone) Nivaldo Ornellas (sax) Mauro Senise, Lena Horta (flute) Boca Livre, Milton Nascimento (vocal)  and others

トニーニョ オルタ

 ブラジル、Minas系音楽の大御所Toninho Hortaのデビュー?アルバム。
 デビュー作から、あるいはデビュー作だから彼の名曲、代表曲のショーケース。
 全体の音の作りは当時のMilton Nascimento辺りのMPBに近いのでしょうか。豪華なストリングスなどを従えたドラマチックな構成。
 歪んだギターや強いリズム、シンセサイザー、大仰な編曲、などなど、後年のイメージからは少し距離がある音作り。
 ところが、ふわりとした彼の声やギターはここから現在までそのまま。
 また、哀愁、郷愁が漂う素敵なメロディがたくさん。
 “Ceu de Brasilia”とか“Serenade”とか“Daina”とか “Beijo Partido(Broken Kiss)”とか。
 とりわけ”Aquelas Coisas Todas(All Those Things)”。
 ジャズの人を含めてたくさんのカバーがあるこの曲、本アルバムのバージョン以上の演奏はないのかも。
 さりげない哀愁感、サンバのリズムの高揚感、これでもかと盛り上げるストリングス、ホーン陣。
 遠くから聞こえてくるような、漂うような揺れるようなスキャット。
 遠い過去、郷愁を想起させる素敵な曲。
 このアルバムはそんな素敵なメロディばかり。




posted by H.A.