“Duas Vozes” (1984) Egberto Gismonti
Egberto Gismonti (guitar, piano, dilruba, wood flutes, voice)
Naná Vasconcelos (percussion, berimbau, voice)

 エグベルト ジスモンチ 
 ナナ バスコンセロス 

 “Dança Das Cabeças”(Nov.1976)から8年後?のDuo作品。
 密林系の妖しい雰囲気はこちらも同様。
 冒頭からから妖しさ満点。
 あの名曲”ブラジルの水彩画”が見事に解体。
 他にも前半はレロレロレロレレレレレー、なんてボイス、後半がとてつもなく美しい名曲”Don Quixote”だったりとか、なんとも面白い構成。
 Biancaなんて曲もありますが、Bianca Gismontiのことなのでしょうね。
 全体的には少し緊張感が和らいで、リラックスして聞ける感じ、湿度も低めでサラリとした感じ。
 もちろんジャズっぽさはなし。
 民族音楽調、もちろんブラジルなのでしょうが、どこの国なのか、どこの山奥なのかさっぱりわかりません。
 山奥で響いてそうな妖しげな打楽器の音とボイス。ウッフィウッフィ、ケケケケケーとかね・・・。 さらに、どのジャンルにもとらわれそうもないギター、ピアノ。
 静謐、と言えばそうかもしれないなあ・・・
 ってな感じ、全体を通じた明るいムード、少しすっとぼけたような感じも含めて和めるアルバム。
 ECM、変わり種でも気軽に聞けるEgberto Gismonti。


※Nana Vasconcelosが2016/3/9に亡くなられたとのこと。
 ご冥福をお祈りいたします。



posted by H.A.