“Solo” (1978) Egberto Gismonti
Egberto Gismonti (guitars, surdo, piano, cooking bells, voice)

エグベルト ジスモンチ

 ECMでのソロ演奏。Gismontiさんのショーケース。
 Ralph Towner的ギターとKeith Jarrett的ピアノの両方が聞けると言えば下世話な表現だけど、そんな感じ。
 激しく強いタッチのギターとピアノ、と思いきや、思いっきりメロディックで内省的な演奏になったり、前向きなメロディだけども、どこかしら妖しい雰囲気だったり。
 どの曲もカッコいいけど、特にあちこちで聞かれる名曲”Frevo”はこのアルバムのピアノソロでの演奏がベストかな。
 激しくももの悲しいテーマからエキサイティングなインプロビゼーション、気が付くと前向きで明るい曲に展開、さらに終盤は内省的で、静かなエンディング。
 ドラマチック、よく出来た短編映画のよう。
 この人のカッコ良さがギュッと詰め込まれた一曲。
 たった一人での演奏ながら、ボーダレス、ジャンルレスなカッコいい音がぎっしり詰まったアルバム。




posted by H.A.