“Byablue”、”Bop-Be” (Oct.1976) Keith Jarrett
Keith Jarrett (piano, soprano sax, percussion)
Dewey Redman (tenor sax, musette) Charlie Haden (bass) Paul Motian (drums, percussion)

キース ジャレット
バップ・ビー

キース ジャレット







 Keith Jarrettアメリカンカルテット、最終セッション、Impulseレーベルでの最終作。
 激烈な“The Survivor's Suite”(Apl.1976)、残り火のような“Eyes of the Heart”(May.1976)から半年後。
 契約の消化のためとか、メンバーに印税を渡すためとか、諸々の噂はありますが、確かに他の作品とは違う質感。
 “Byablue”はほとんどがPaul Motianの曲、”Bop-Be”はDewey Redmanが半数、Charlie Hadenの定番”Silence”なども。
 雰囲気は他の諸作とは異なりますが、いい内容。
 “Byablue”には、名曲名演、美しいワルツの”Rainbow”、あるいは、数曲のルバートっぽいバラードもカッコいい。
 ”Bop-Be”は普通の4ビートも多くて、普通にジャズアルバムとして聞けば、曲も演奏も悪くありません。
 ピアノは絶好調。
 ソロの素晴らしい演奏群“Sun Bear Concerts”(Nov.1976)の前月の演奏ですので、当たり前と言えばそうなのでしょう。
 といったことで、Keith Jarrettはこうだったのに・・・、とか、これがECM制作だったら・・・なんて先入観なしで聞けば、いずれもいいアルバムだと思います。
 “Treasure Island”(Feb.1974)に似た感じもあるなあ。
 やはりプロデューサー次第で音楽は変わってくる、といったことなのでしょうねえ。 




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